August 11, 2005
「誰か書いたか」よりも「誰が選んだか」でフィルタリングしたほうが精度高いねっていうお話
「今さらこんなこと書いてるんじゃネーよ」って思われるであろうことを書きますごめんなさい。
ぼくはRSSリーダに200くらいのRSS(以下、blogのRSSと書く)を登録して、毎日だいたい1時間くらい掛けて、それらの新着記事をチェックしています。で、最近になって、はてなブックマークやdel.icio.usで自分と興味の似通った記事をブックマークしている人を何人かピックアップして、そのRSS(ブックマーカーのRSSと書く)をあわせて登録してみました。
すると、直ぐにブックマーカーのRSSから先に新着記事をチェックするようになり、blogのRSSは後回しで、時間が無いときにはチェックをすっ飛ばすようになりました。今では、ブックマーカーのRSSの数をもう少し増やして、blogのRSSはほとんど削除してしまおうかと考えています。
というのは、ブックマーカーのRSSの方が、blogのRSSに比べて、得られる記事の平均的な質が高いんです。明らかにそうだと分かるくらい高いと思います。
では、両者で何が違うのかってことなんですが、これは明確で、blogのRSSは「誰が書いたか」ということに着目して記事を抽出します。対して、ブックマーカーのRSSは「誰が選んだか」に着目します。Webに登場してくる無数の記事から、自分にとって価値のあるものを取り出してくるときには、「誰が選んだか」に着目した方がより効率的のようです。
どうしてそうなるのか考えてみました。第一に、ブレの幅ということがあるように思えます。blogというのは個人によって書かれる媒体なので、やはり一つのblogに様々な内容の記事が投稿されることが多いです。技術的な考察と音楽CDのレビューと今週の週刊少年ジャンプの感想と今日のランチの写真が一つのblogにごっちゃになっていたりするわけで、ここで「この人の書いた技術的な考察を読みたい」と思ってそのRSSをチェックしている読み手にとっては、それ以外の記事はノイズになってしまいます。
それに対して、ブックマーカーのRSSでは、話題のブレが小さいという感じがします。ある特定のテーマを、たとえば技術的な話題なら概ねそれだけをブックマークする人が多いという印象があります。……とか書きながら、本当にそうなのか怪しい気がしてきたな。まあいいや。
次に、網羅性が上がる(対象となるWebの領域が広がる)ということがあります。blogのURLを沢山登録するという方法だと、それらのblogに新しく投稿された記事しか拾えません。対して、ブックマーカーのRSSだと、RSSに乗らないURLや、時間的にそれより以前に登場したURLも含まれてきます。
最後に、単純にフィルタリングの階層が一つ増えてるから、というのが考えられます。ブックマーカーのみなさんは、たぶんRSSリーダなり何なりでお気に入りのblogやニュースサイトをチェックしつつ、気に入った記事をブックマークしていく、というスタイルでやっている人が多いと思います。ブックマーカーの厳しい目をくぐり抜けたURLだけが、ブックマーカーのRSSに載ってくるわけです。たぶんこれが、ブックマーカーのRSSのほうが質が高いと感じる、一番大きな原因でしょうか。
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