November 01, 2004
9199.jp
9199.jpという検索サービスが登場したらしい。CNETの
「広告費10億円、05年度売上高60億円」--検索市場に切り込むGMOの狙いとは
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20075228,00.htm
という記事を見て、どんなものかと思って試してみた。
仕組みとしては、ブラウザのアドレスバーに日本語で検索したい単語を打ち込むと、そこからGoogleやyahooといった各種検索エンジンの検索結果に飛べるというもの。JWordを知っているひとなら、アレの延長線上にあるもの、といえば分かりやすいとおもう。
9199のサイトでプラグインのインストーラが提供されている。これをダウンロードしてインストールすると、ブラウザ(Internet Explorer)のアドレスバーに日本語を打ち込んだときに、下のようなメッセージが出るようになる。
ここでそのままリターンを押すと、こんな感じのページに飛ばされる。
ここから色んな検索エンジンの検索結果を見たり何だりできる。
で。このサービス、新規性みたいなものはまったく無いと言ってよいとおもう。検索サービスとは言うものの、やっていることといえば、他の検索エンジンへのリンクを提供するだけである。検索エンジンとしての機能には、9199オリジナルなものはなにもない。他の検索エンジンの検索結果に何らかの加工をするわけでもなく、いわゆる「メタ検索エンジン」の括りにも入らないのでは。ほんとうにこんなサービスで60億円もの売り上げを出そうとしているのだろうか、とおもってしまう。
CMを打つなどして知名度を上げて、あまりリテラシの高くないユーザ層を取り込もうとしているのだと思うけど、上手くいくのかな。失礼なことを言うと、こんなちょっと気の利いた高校生でも作れるようなサービスが成功を収めてしまうとしたら、それはあまり正しくないという気がする。
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問い:ところでさぁ、9199.jpはgoogle使うよりもどういう点が便利なの? 答え:ンガググッ via サザエさん 今日の井原: 9199.jp を見て9199.jpを試してみた。えーと、なんですかこれは?運営元のGMOの社長のblogを見るに、かなり金をかけたサービスみたいだけど、...
Comments
でもそれくらいのことをして、検索すら思いもよらなかった人たちが口を揃えて「検索むずい」とか「検索使えない」とか言ってくれるようになったら、いよいよ俺の出番かな、と思う。
俺のサービスはまだ「それを使ったら従来よりも便利そう」ってものだけど、今はその「従来」にも達してない状況といえるかもしれない。
ん。まああれだ。その辺はぼくらの側から提案していかなくちゃならんのだろうけどね。いまの検索は言うまでもなく使いにくいんだけど、ふつーのインターネットユーザは「検索つかいにくい」と思うところまでなかなか逝かないように思ふ。やふーやぐーぐるを適当に使って、「こんなもんなのだろうな」と思ってるんじゃないかなあ。ぼくらはこうやって大学院で検索エンジンを弄くって遊んでいるわけで、それ相応の感覚や視点を持っているけど、そうでない人はそうでないのだから。
しぶさわシステムはなかなか良い感じだと思うのだが、あれをふつーの人たちに使って貰おうとするとそれはそれでなかなか難しいだろうなとおもふ。一般に、リテラシが低いと新しい技術やシステムにとっつく度合いも低い。
こないだの無敵会議の関氏のプレゼンを聞いて改めて思ったんだけど、検索エンジンで検索するというのはそれはそれでかなり頭を使う特殊な作業なんだよたぶん。ぼくらは自然に当然のように細々としたテクニックを駆使しながら毎日のように検索してるわけだけどそれは今までの蓄積があってそうなっているのであって。ええと。だから何だ。言いたいことをすぐ忘れるのは老化の第一歩だよね。んで。
まああれだ。お互いがんばりましょう。

