August 01, 2004
[論文紹介]Weblog 研究の現状
人工知能学会の「第7回セマンティックウェブとオントロジー研究会」の発表で使われた資料。著者はsemblog.orgの武田英明氏。
たった4頁という短さのため、かなり駆け足になっているが、blog(=Weblog)をネタにした国内外の諸研究について見通しよくまとめており、面白い内容になっている。blog研究に関心を持っているひとは、ぜひ目を通してみてほしい。
わざわざ言うまでもないことだが、CMS(content management system)としてのblogには、技術的な新規性はほとんどない。必然、blogを扱った研究というと、大勢の人々によって書かれた膨大なドキュメントのなかから情報を取り出すというような、いわゆるテキストマイニング的なアプローチが中心になるようだ。文中では、blogデータからのトレンド解析や、評判情報抽出の研究が紹介されている。また、blogや記事同士の関係を明らかにしようというものもある。個人的に興味を持ったのは、「リンクとしては張られていない関係」を用いてblog間の関係を推定しようという[13]の研究。ぐぐったらpdfがヒットしたので読んでみようとおもう。
また、研究対象としてのblogについて、
一つはWeblogを新しいメ ディアと考え,このメディアと人間あるいは社会 との関わりとしてWeblog を分析するものである. これは主に心理学,社会学の範疇の研究である. 当然メディアの技術を研究するものもある.この メディアにおける技術の評価や新規技術の提案な どである.これは工学的研究といえよう.また, これと関連しているが,Weblog がつくる情報空 間の分析もある.
としたうえで、心理学的立場からblogを扱った研究についても紹介している。こちらもなかなか面白そうだ。
Weblog研究の現状
http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/kbs-lab/sig-swo/papers/SIG-SWO-A402/SIG-SWO-A402-06.pdf
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Comments
とても役に立ちました、ありがとう、とっても個人的にタイムリーだね、笑い。
つかあれだよ、速さが勝負なのを切実に感じるのは、僕もblogの切り出しがある程度できていることだよなあ、遥かにチープだけども。
今日の井原はとても役に立つ、感服。
>Morimotoさん
どういたしまして。
blogの切り出しの精度については、blogWatcherがどれほどのものかは知らないけど、そんなに大差はないんじゃないかなーと思うんだけど。どうなんだろ。RSSに頼らないblogクローラの精度がどれくらいのものなのか、今月中旬の公開が待ち遠しいですな。
速さが勝負だというのは非常に同感。プロフェッサー・ONAIも常々言ってますし。
森本システムにしても、似たようなアイディアを思いつくやつはいくらでも居るはずで、実際にシステムを作ろうとしてるやつだって居るんじゃないかな。
前に話したかどうか覚えてないけど、さっさとあのシステム、外部に向けて公開しちゃったらどうかと思います。動作が重いし、いまの体勢じゃあまり多くのユーザをさばけないけど、そこはそれ、人数制限してプレミア感を煽ったりするとかすればいいし。
システムを作るのがめんどーなら(ユーザ認証の仕組みを入れたりとかオフィシャルサイトの構築とかそのへん)、今どうせ暇だし手伝いますよ。
だからいま夏にがんがんと発表しようってことだと思うんだけどもね。>速さが勝負
速さに関しては今の10倍ぐらいは早くなる(適当な予想)があるのでまあ今はこんなものかなあと思っているけど、そこまでもってく暇がある気がしないのがなんだかなあとか思った。
え!手伝う!?ということはついにスーパーハカーの井原君がRubyを覚えてくれるんだね!!
Rubyはゲテモノなんで、勘弁してください。
Ruby以外の部分でお手伝い致しますよん:-)
