April 18, 2004

手も足もでませんでしたとさ

Posted at April 18, 2004 10:56 PM in .

徒手空拳でテクニカルエンジニア(データベース)に挑む』の後日譚。一昨日にさかのぼって、そこから時系列に従って書いてみようとおもう。


4/16(金):

 「そろそろテクニカルエンジニア(データベース)の勉強を始めなくては」と思う。さっそく晩飯を喰いに出るときに参考書を携えてゆき、『大戸屋』のカウンター席に居座る。1時間くらいかけてざっと目を通し、「これくらいの内容なら、あと一週間で詰め込めないこともないな」という感触を得る。アホなことにこの時点では試験は25日の日曜日だと思いこんでいた。見通しが立ったつもりになって良い気分で研究室に帰り、カシスオレンジを呑むながらJITEC(試験の実施者)のサイトをチェックする。試験が実は明後日(18日の日曜日)であることを知る。愕然とする。勉強する時間まったくないじゃん。絶望的な気分になる。こうなってしまったのは仕方ないとして、せめてこれからの時間、がんばろうと思う。おうちに帰って、blogに『徒手空拳でテクニカルエンジニア(データベース)に挑む』を書いて寝る。


4/17(土):

12時ごろ起床。即座に猛烈な勢いで資格の勉強を始めたいところだが、13時から夜間主の演習のTAがあるので、学校へ。ときどき後輩たちの質問に答えながら、TA用の端末でネットサーフィンをする。演習の終わる16時半になってやっと帰れると思いきや、先生が「今日は残っている学生が多いから、少し時間を延長してくれないか」との仰せ。もちろん否やは御座いませぬ。17時過ぎにTA稼業が終わる。

レジュメを置くために研究室に立ち寄ると、なんと筒石さんがPDPで『ジュビロ磐田×FC東京』を観ている。これは注目の一戦だ。当然一緒になって観る。やはりジュビロは強い。あの組織的で無駄のないサッカーにはまさに「洗練されている」という表現が相応しい。FC東京も悪い出来じゃなかったけど、トップクラスと当たると苦しいな。それにしても我が鹿島アントラーズは前半早々に退場者を出し、セレッソごときにあっさり負けやがった。ファック。もうファーストステージは絶望だ。セカンドは中田浩二が復帰するし柳沢も戻ってくる(予定)からこうはいかないぜ。サッカーが終わったので研究室を後にする。18時半。

おうちに着いて、ちょっと横になったらその瞬間に寝入っていたらしい。気が付くと外は真っ暗。時計を見るともう日付が変わろうとしている。


4/18(日):

うっかり寝てしまったことを後悔する。今は午前0時だ。家を8時くらいに出なくてはならないから、もうこれから寝ないとしても勉強に使える時間はたったの8時間しかない。これはよほど集中してやらねば……と気合いを入れるも、気が付くと友人氏とチャットをしている。何故だ。チャット相手の友人氏はソフトウェア開発技術者を受けるのだが、「ちっとも勉強してないし、わざわざ受けに行くのがめんどい。だから日和る」などと言う。思わず「じゃあおれも日和る」とキーを打ちそうになる。が踏みとどまる。おれ偉い。チャットやらblog読みやらで3時くらいまで時間を潰してしまう。

漸く参考書を開く。残された時間をどうやって使おうかと考え、正規化(データベースの冗長性を取り除くための作法)とSQL(データベースを操作するスクリプト。シークェルと読むとかっちょいい)に絞ることにする。どちらも重要度が高くもっとも出題される部分だ。集中力は低いながらも7時まで参考書に向かい続け、付け焼き刃な知識を脳味噌に叩き込む。朝食を摂り、受験票に写真を貼るために研究室に寄り(筒石さん起こしちゃってごめんなさい)、試験会場へ向かう。新宿で乗り換えて中央線で東小金井に至る。駅を出てあまりの田舎ぶりに驚く。農工大工学部だったらこんなだったのか。どれくらい田舎かと言うと常磐線でいうなら佐貫くらい。駅から北に向かって5分くらい歩くと受験会場である東京電機大学付属高校に到着。

午前問題に挑む。テクニカルエンジニア(データベース)の試験は午前、午後I、午後IIと3つに分かれていて、午前は4択問題を50問解く。データベースというよりも一般教養的な問題が多い。冊子を開くと登場するのは次のような問題だ。


問1 ある画像を600dpiのスキャナで入力し、画素数を変えずに200dpiのプリンタで出力した。このときの入力画像と印刷結果の面積比はどれか。
 ア 1:3
 イ 1:9
 ウ 3:1
 エ 9:1

問2 大量の画像データの高速転送を可能にする専用インタフェースはどれか。
 ア AGP
 イ ATA
 ウ ISA
 エ PCI


 午前問題はそこそここなす。東小金井駅前の寂れっぷりからろくな飯屋がないことが予想されるため、終了時刻よりも少し早めに答案を提出し、試験会場を脱出、駅前をのこのこ歩く。まず松屋を見つける。1時間くらいゆっくり参考書を読みたいのでパス。モスバーガー。人がいっぱいなんでパス。花屋與兵衛。なんかパス。コンビニ。パス。それにしても東小金井、駅前には商店街らしきものがあるのだが、すばらしく寂れている。ひょっとしたら土浦よりもひどいくらいだ。農工大工学部の学生はどこで飯を食っているのだろう。小さな中華料理屋さんを見つけて入店し、回鍋肉ランチを頼む。頼んだ瞬間にメニューに"ランチメニュー 11:30〜14:30"と書いてあるのに気付き、時計を見ると11時前である。それでもちゃんとオーダーは通った。いい店だ。回鍋肉はやけにトマトピューレの風味が強く、その上ちっとも辛くないという変わった味付けで、なんだか回鍋肉というよりはミートソースという感じだったのだがこれがなかなか美味。ご飯と溶き卵のスープとザーサイとサラダが付いて609yenでコストパフォーマンスも高い。電通大の近くでいうなら「餃子王」のようなお店ですな。それにしても回鍋肉にトマトピューレを入れるっていうのは一般的なやり方なんだろうか。追加で頼んだコカコーラを飲みながら参考書をしばらく読みふけり、退店。会場に戻る。

で、午後問題。非常にアレな出来だったので詳細は省く。午後Iが終わったところでもう帰ってしまおうかとさんざん悩んだのだが、ちゃんと午後IIまで受けた。おれ偉い。ぜんぜん出来なかったけど。帰りに新宿をうろちょろしてCマガジンの最新刊を買って帰宅。現在に至る。

 

最後に。今回の受験で、テクニカルエンジニア(データベース)について得られた知見など偉そうに書いてみたい。
 ・問題文の中で提示される業務内容を理解/把握し、それをE-R図やデータベースのスキーマに落とし込んでいく作業は、慣れがないと難しい。仕事としてそういうことをやっているので無いなら、過去問や練習問題を一定数解いて、感覚みたいなモノを掴んでおかないとだめぽ。
 ・長いSQL文が大量に出てくる。時間的な制約がきつい試験なので、それらの意味を掴むのに時間を取られているようでは苦しい。一つ一つの命令を逐次解釈しながら全体の意味を把握していくという作業をしている時間はなく、感覚的(?)にSQLの意味を取れるようになることが必要。自分のPCにAccessなりなんなりをインストールし、実際にSQLを書いて遊んでみるというのが効果的ではないか。
 ・正規化を完璧にしておくこと。第1正規化から第5正規化まで、ただ正規化できるというだけではなく、その意味まで理解しておくこと。ボイス・コッド正規形も忘れずに。

 

あとは、試験の日程は事前に把握しておくこと:-p



Trackback

You can ping this entry by using http://windy.ac/MT/mt-tb.cgi/348 .

Comments

Post a comment










Remember personal info?