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ドリコムによるロボット型の求人情報検索エンジン「ドリコムキャリア」が公開された。
ドリコムキャリア
http://career.drecom.jp/
求人検索サービス、ドリコムキャリアオープン間近。(社長blog)
http://blog.drecom.jp/naito/archive/243
以下、所見。
・キーワード検索は蒐集したHTMLに対する全文検索がベース。
たとえば「東京三菱銀行」と入れて検索すると、「財形預金(東京三菱銀行他)」だの「東京三菱銀行健康保険組合保養所」だのと言った文字列を含むものが引っかかる。ただ、主要株主やら主要取引先やらの項目にもあるであろう「東京三菱銀行」は引っかかってこないので、何らかのフィルタリングか構造化をしていることが想像される。精度はちょっと評価しづらいが、これでも悪くはないと思う。バックグラウンドでは泥臭いテキスト処理をかなりやっているのではないか。
・再現率はあまり高くないように思われる。思いつくままに企業名を入れて検索しても、あまり出てくるケースがない。募集要項を書いたページというのは文書の構造にしろ使われる語彙にしろ特徴的なので、企業のWebサイトを片端からクローリングし、その後ベイジアンやSVMなどの機械学習によって募集要項のページを識別し、テキスト処理である程度structuredなかたちにしてインデクシングしているという仕組みと想像される。
・勤務地と職種で絞り込みができる。前者は都道府県までの絞り込みで、このレベルまでなら表記の揺れもほとんどないため扱いやすいだろう。後者はどーやってるのか気になる。類義語辞書か機械学習ですかね。
・求人情報には大きく分けて新卒採用・中途採用・アルバイトと3つカテゴリがあるが、この分類はされていない。また、検索結果を提示する部分でもこのうちのどれかということは分からず、実際にアクセスしてみるまで明らかにならない。この点はちょっとまずいと思う。
・絞り込みの条件が少ない。給与での絞り込みはやはり欲しい。アルバイトならもっと細かく地域を絞りたい。
・現在の登録件数55839件というのはどうなのか。一つの企業につき複数件の情報が登録されているケースがあるので、企業数でいうと1~2万社くらいだろう。翻って、「リクナビ」の登録件数は6065社。スケールメリットが一番売りになるところなのだろうが、現在の件数ではあまりアピールするところがない。ドリコムからすると、桁をもう一つ増やしたいところだろう。
・現在の水準では「リクナビ」や「リクナビネクスト」のほうが断然選ばれると思われる。ドリコムはかなり技術力・開発力のある会社だが、それでもこの程度かという感じでやはり容易ではないなと思わされる。がむばって欲しい。

