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人工知能学会の「第7回セマンティックウェブとオントロジー研究会」の発表で使われた資料。著者はsemblog.orgの武田英明氏。
たった4頁という短さのため、かなり駆け足になっているが、blog(=Weblog)をネタにした国内外の諸研究について見通しよくまとめており、面白い内容になっている。blog研究に関心を持っているひとは、ぜひ目を通してみてほしい。
わざわざ言うまでもないことだが、CMS(content management system)としてのblogには、技術的な新規性はほとんどない。必然、blogを扱った研究というと、大勢の人々によって書かれた膨大なドキュメントのなかから情報を取り出すというような、いわゆるテキストマイニング的なアプローチが中心になるようだ。文中では、blogデータからのトレンド解析や、評判情報抽出の研究が紹介されている。また、blogや記事同士の関係を明らかにしようというものもある。個人的に興味を持ったのは、「リンクとしては張られていない関係」を用いてblog間の関係を推定しようという[13]の研究。ぐぐったらpdfがヒットしたので読んでみようとおもう。
また、研究対象としてのblogについて、
一つはWeblogを新しいメ ディアと考え,このメディアと人間あるいは社会 との関わりとしてWeblog を分析するものである. これは主に心理学,社会学の範疇の研究である. 当然メディアの技術を研究するものもある.この メディアにおける技術の評価や新規技術の提案な どである.これは工学的研究といえよう.また, これと関連しているが,Weblog がつくる情報空 間の分析もある.
としたうえで、心理学的立場からblogを扱った研究についても紹介している。こちらもなかなか面白そうだ。
Weblog研究の現状
http://www.jaist.ac.jp/ks/labs/kbs-lab/sig-swo/papers/SIG-SWO-A402/SIG-SWO-A402-06.pdf

