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2004年8月25日
『情報セキュリティ人材育成 公開講座』、初日。 (1/2) このエントリーを含むはてなブックマーク

初日から遅刻。京王線は困ったことに朝のラッシュの時間帯には痛烈にスジが寝て、調布から新宿まで30分は掛かるようになってしまうんだった。完璧に忘れてた。結局20分くらい遅れて中央大学水道橋キャンパスに到着、受付で名前を告げて資料を頂戴する。名簿に所属まで書いてあったのでさっと目を通すと、企業と大学の割合は7:3くらい。企業は日立、NECといった国内ベンダが主で、本体から子会社まで幅広い。セキュリティ企業としてはセコムの名前があった。大学はやはり中央大が圧倒的に多く、他に都内の大学の名前がちらほら。

会場はごくごくフツーの講義室。キャパシティは100名あるなし。パイプ椅子を通路際の空いたスペースにぎゅうぎゅうに並べてあり、こんなことするくらいならもっと大きな箱を用意できなかったのかと思う。電通大にだってもうちょっとマシな箱があるぞ、これなら。受講者は130人で、欠席者が居るので実際の出席者数は100人強というところ。年齢層は20代から50代までおおむね均等に分布しており、少し意外だった。もっと全体的に若いと予想していた。男女比は9:1。お約束。

 

1限 『開会挨拶&基調講演』 土井範久氏(中央大学教授)

情報セキュリティの政治層の話題をあれこれ。前半を聞き逃したことと、あまり興味のない話題であることから、内容は割愛。

 

2限 『情報セキュリティ総合科学へのパラダイム』 辻井重男氏(情報セキュリティ大学院大学学長)

公開講義のガイダンス的な内容が中心で、個々の講義の内容と講師について説明した。内容としては、わざわざ流れを負って紹介するようなものではない。よって、辻井氏の話の中で、印象に残った言葉を挙げる。

「セキュリティとは情報理論だけを指す言葉ではない。法律や社会制度までを含めた、サイエンス&ソサエティの枠組みで捉えるべき学問分野であり、幅広い分野の成果の統合が必要である。我々は、情報セキュリティという、社会のための学問体系を作りたいと考えている。そして、それを日本国民全体の共有財産としてゆきたい」

「(電子投票の話題に触れて)電子投票には技術的な問題も数多くあるが、もしそれがすべて解決されて素晴らしい投票の方式が出来たとしても、じゃあさっそくそれを使いましょう、とはならない。電子投票によって投票が在宅で簡単にできるようになると、あまり政治に積極的でない無党派層の投票率が上がる。すると今の情勢なら民主党が有利になり、与党が不利になると考えられる。よって、電子投票の採用が採決されることは容易ではないと考えられる。おそらくこの部分がもっとも高いハードルになるだろう」

「すぐに『完璧な暗号なんて存在しない』とか『どんな暗号もいずれは解かれる』などと言う人がいる。しかし、これはあまり的確な指摘とは言い難い。ある使われ方の中で完全であるということが大事」

また、セキュリティ大学院大学であるが、今年は30名程度の学生を取ったとのこと。文系・理系の比率はだいたい半々で、ほとんどは社会人だそうだ。研究者養成というよりも、実務家の育成に焦点を絞ったカリキュラムで、全体的に実践的な科目が多く、修論の提出は必須ではない。来年以降は50名程度の学生を入れたい、博士後期課程を設置したい、とも言っておられた。

 

昼食は中央大の学食でいただいた。唐揚げカレー、330yen也。まあまあのクオリティ。この値段で、キャベツの千切りとみそ汁が付いてくるのが素晴らしい。ついでに生協を覗いた。なにか中央大ゆかりの品をゲットしていこうと思い、適当に店内を物色し、ネームと校章の入ったレポート用紙を買った。ついでに今月号のCマガジンも。

 

長くなってきたのでエントリを分ける。

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今日の井原. Since 2003.11.12 by Ihara
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