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Anotoというデジタルペンがあるのを知った。「ペンで書いたものをデジタル化する」というアプローチとしては、たとえば書いた内容を画像として取り込めるホワイトボードや、PDA等のペン入力があるが、それらと比較して非常におもしろい製品だと感じた。
ペンで紙に書くというのは、手軽さや何でも書ける自由度の高さといい、人間にとってもっとも慣れ親しんだやり方であることといい、とてもナイスなインターフェースだ。個人的には、タブレットPCやPDAのペン入力は、紙に書くのと比べるとやはり違和感があって使いづらいと感じる。Anotoは、ペンと紙の持つ優れた性質を残したまま、書かれたデータをコンピュータの世界に持ち込み、アプリケーションで処理することができるようになっている。

上はanotoのサイトから拾ってきたシステムの概要図。Anotoでは、カメラと無線通信機能が組み込まれた専用のペンと、微細なドットパターンが印刷された専用の紙を使う。専用紙には情報を埋め込むことが出来、その紙に書かれたデータを処理するアプリケーションのIDを指定しておく。また、紙とアプリケーションを対応付けるサーバをインターネット上に置いておく(WebサービスにおけるUDDIのようなイメージ)。ペンはその紙で指定されたアプリケーションIDをサーバに送信し、アプリケーションのURLを得る。そして、取得した筆跡情報をそのURLに送信する。
上の図では花の注文書が例としてあげられているが、こういった、通常ならPC上のブラウザやアプリケーションで記入するようなものを、ペンと紙の世界に引っ張りだして来ることができるというのが素晴らしい。
また、「アノトパターン」なる微妙にずれた微細なドットのパターンによって位置を特定するというギミックも非常に萌える。
アノトパターンと紙
http://www.anoto.co.jp/?id=20
ところで、実際に使ったり、Anotoペンを使ったアプリケーションを作ったりできないものかと調べてみると、『デジタルペン評価用デモキット』というものがあるようだ。
弊社では、デジタルペンの導入・開発をご検討されているお客様を対象に、デジタルペン評価用デモキット(日立マクセル製)の販売を行っております。●デジタルペン評価用デモキット
<キット内容>
・デジタルペン(DP-101U) × 1
(USBモデル、USB2.0 標準)
・ノート × 7
・デモ用アンケート用紙 × 100枚
・デジタルペン動作用ソフト
・アンケートデモソフト
……という構成で、お値段は100,000yen。「これを使ってこんなものを作りたい!」というのがあるならがんばって申し込むところだが、「面白そうだから触ってみたいなあ」というくらいではちょっと手が出せない。久保さんをけしかけて研究室のお金で御購入というソリューションを考えたが、久保システムにうまく取り入れるのは難しいかな。
Anoto 技術情報
http://www.anoto.co.jp/?id=4
「デジタルペン評価用デモキット」 販売のご案内
http://www.anoto.jp/press.html

