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眠れなくて布団のなかでにょろにょろしていたら、RFIDを使ってリアルな群衆の絵を作れないかというアイディアをなんとなく思いついた。
なんだそれは、と思うだろう。なにを隠そうゲーム制作の世界、あるいは映画のようなコンテンツ産業の世界では、如何にしてリアルな群衆をシミュレートするか、あるいはその動画を作るか、ということがそこそこ大きなテーマとなっている。
僕自身もあまりその難しさを理解しているわけじゃないのだが、とにかく、ニセモノの群衆をリアルに見せるというのはすげー難しいらしい。まあ、ただ沢山の人型の3Dオブジェクトを配置して、各々を適当な方向に歩かせただけではぜんぜんダメだということくらいはなんとなく想像できる。
もちろんこのテーマで論文も出ている。ちょっとぐぐるとたやすく引っかかる。
パーティクルオブジェクトを用いた3次元群衆流動シミュレータの構築
http://www2.watanabe.arch.waseda.ac.jp/hw/
1996/hide/other/1997densan.pdf
人間の行動特性を考慮した雑踏における自律エージェントモデルの歩行行動
http://www.teu.ac.jp/aqua/FWW/proj/3D/
2003/Paper/00p027.pdf
また、citeseerで"crowd simulation"とかで検索するとどっさり出てくる。というわけで、これは論文になるネタなのだ。わかったか。
考えたのはこんな感じ。実際の群衆の一人一人にRFIDを付ける。そして正確な位置情報を取得する。それを使ってリアルな群衆の動画を作る。めでたしめでたし。……ただし、これだけじゃプロフェッサー・ONAIには「携帯電話に付いてるGPS使えばいいじゃーん」って言われちゃうだろう。最近のGSP衛星って数cmの精度で位置情報を返して来るらしいし。なのでもう少し付け加えよう。
まず個々のRFIDに小型マイクを仕込む。で、雑踏のざわざわした音を取る。そうすると、いわゆるバーチャルリアリティーに使える。ユーザ視点で雑踏の中を歩くときに、ユーザの移動を追って、そのユーザから一番近い位置で録音された音声を再生してやることで、実にリアルな音を鳴らせるわけでこれはすばらしい(ような気がする)。ほんとに素晴らしいかどうかはいまいち自信がないのだが。加えて、加速度センサーを頭手足に適当に付ける。ゼミで聞いたところによると加速度センサーってのはx, y, zの3方向の加速度? が取れるらしいので、これによって姿勢の変化を取れる。つまり雑踏の中でしゃがんで靴のひもを直す、みたいな動作まできっちり捕捉できるわけでこれは素晴らしいような気がしないでもない。ん~。こうやって文章に書き出してみると途方もなく穴だらけなアイディアで、こんな文章このまま闇に葬ってしまえと思わなくもないのだがまあいいや、せっかく書いたんだからblogに投げちゃえ。

