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友人がinviteしてくれて、GMailのアカウントをゲットできた。希望するアカウント名(=メールアドレス)を入力するところで、"ryoju"と入力したら蹴られる。「6文字以上でおねがいします」。"shinsuke"と入れるがこれも蹴られる。「既に取得されています」。結局フルネームになっちゃった。<Shinsuke.Ihara@gmail.com>。長いけどまあいいか。
gmailのメールアドレスをメインアドレスにするつもりはないので(そもそもGMailはまだβ版なのだし)、自宅サーバに設定を書いて、<shin@windy.ac>に届いたメールをすべてgmailのメールアドレスに転送するようにした。で、軽く使ってみた。
GMailのスクリーンキャプチャ
良いところ。インターフェースや操作性の洗練度はhotmail等の競合メールサービスと比べても抜きん出ていると感じる。ブラウザ上で動くアプリケーションとは思えないほど。返信の流れをスレッド状に表示できるのは賢い。メーリングリストの議論を追うのに便利。スパムフィルタも付属している。まだ学習が十分でないので精度は評価できないが、googleが作るものなのでしょぼいということはないとおもう。ショートカットキーをかなり細かく設定できるのも良い。自動リロード機能がついていて、いちいちリロードボタンを押さなくても良い。新着メールがあったときに音を鳴らしてくれると嬉しいがその機能はないみたい。
悪いところ。なんといってもレスポンスに時間が掛かること。読みたいメールをクリックしてから、その内容が表示されるまでに1~2秒のディレイが入るのだがこれが非常に苛つく。ローカルPCの「Becky!」ならほぼ一瞬で表示されるわけでこの落差は大きい。フィルタリング機能が付いているのだが設定項目が少ない。(これは好みの問題でもあるが)メールのリストを表示する領域とメールの内容を表示する領域を同じウィンドウ内に配置して欲しかった。つまり「Becky!」や「Outlook (Explore)」のような3カラムのインターフェースが良かった。読みたいメールをメールをリストから選ぶ→メールを読む、と操作したあとで、メールのリストに戻るためにまたクリックが必要になるのだがこれが余計な手間のように感じられて鬱陶しい。前述のレスポンスの遅さと相まってユーザにストレスを感じさせる原因となっているように思われる。
全体的にはベータ版でありながらとてもクオリティの高いアプリケーションに仕上がっている。いまWebメールをメインに使っているひとなら、乗り換えることを検討して良い。hotmailみたいにアホほどSPAMが来ることも、(いまのところは)ないみたいだし。ローカルPCのメールソフトを使っているなら、メールの使い方次第かしら。
閑話休題。GMailのすばらしいのは、メールの使い方について新しい提案を投げかけているところだ。「何階層にもフォルダを作って、緻密なフィルタリングのルールを手作業で設定して、それをメンテナンスしていくことがほんとに良いやり方だと思ってんの? 検索すりゃいいじゃない、googleでWebページをさがすみたいにして」。このgoogleの主張には心から賛同する。良く何十ものフォルダを3階層くらいで作って、届いたメールをきっちりと管理しているひとがいるが、ああいうのはどうもやっていられない。あのフォルダ階層&フィルタリングルールを作るのに掛かるコストと、必要なときに整頓されていないメールの山から必要なものを探し出すコストとを比べると、どう考えても前者のほうが大きいと思うのだが、なぜわざわざあんなことをするのかがいまいちわからない。googleの言うことはおそらく正しい(……とぼくはおもう)。
GMailのインターフェースを見ると、検索キーワードを打ち込むテキストボックスの隣に、"Search Web"ボタンと"Search the Web"とが並べておいてあり、メールのデータとWebのデータへ同じインターフェース、同じやり方でアクセスしようというgoogleの思想を感じる。この思想が、いまgoogleが開発中らしいローカルPC検索環境や、さらにその先に通じていくのだろう。

